この補助金どうなの?

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

お家づくりをお考えのご家族さまにとっては、少しでもお家づくりの助けになる補助金について、とても気になるのではないでしょうか?

今回お伝えするのは、
「こどもみらい住宅支援事業」補助金制度についてです。

令和3年12月27日、昨年の師走に発表された
こちらの補助金に関する詳細が、国交省から発表されました。

こちらの補助金制度は、タイトルにもあります通り
これから家づくりをお考えの若夫婦様を対象にした国の住宅支援事業となります。

こちらの補助金を受けるには様々な条件がございます。

その条件を皆様に分かりやすくお伝えしていきます。

まずこちらの補助金の対象は、
建物の種類が、「新築」 と 「リフォーム」に対象が分かれます。

そして新築も2つに分類され、
「注文住宅の新築」 と 「分譲住宅の新築」に分かれます。

弊社コージーは新築戸建て住宅を主に扱っておりますので、
今回は「注文住宅の新築」に関してお伝えしていきます。

そして次の条件でございます「世帯の種類」についてですが、
「子育て世帯」 と 「若者夫婦世帯」のお客様が対象となります。

子育て世帯とは...
令和3年4月1日時点で18歳未満(平成15(2003年)年4月2日以降の産まれ)のお子様がみえる世帯

若者夫婦世帯とは...
申請時に夫婦であり、令和3年4月1日時点で、夫婦のどちらかが39歳以下(昭和56年(1981年)4月2日以降の産まれ)の世帯

こちらの「世帯」と「建物の施工」の条件を2つ満たした上で、
以下の2つの条件を満たしている必要がございます。

① 令和3年11月26日以降に工事請負契約を結んでいること

② 令和4年10月31日までにすべての工事が完了していること

以上を以って事業者(施工事業者)が国に申請を上げて補助金が交付となります。

そして、こちらの補助金の金額は、
延床面積が50平方メートル以上であることが最低条件となり、住宅の性能に応じて補助金が変わります。

面積について
50平方メートルを坪に直すには、0.3025を掛けてあげると、
50㎡×0.3025=15.13坪以上となります。

補助金の条件と補助金額について

① ZEH(ネットゼロ・エネルギー・ハウス)認定住宅 ※BELSの申請が必要 ⇒ 100万円

② 高い省エネ性能等を有する住宅 ※長期優良住宅の申請が必要 ⇒ 80万円

③ 一定の省エネ性能を有する住宅(断熱等級4かつ一次エネルギー消費量等等級4)⇒ 60万円
※土砂災害特別警戒区域に指定されている建築物は対象外

こちらで、ご紹介した内容の条件を満たした上で事業者が申請し、
申請が通れば補助金が事業者に支給され、お客様のもとへ事業者から補助金が支払われる仕組みになっております。

そもそも、こちらの補助金ですが「こどもみらい支援事業」とタイトルがついていますが、
裏では、全新築施工された戸建て住宅のうち10%しか「省エネ住宅」の普及が進んでいない現状があり、国としても世界から遅れをとっている日本を何とかしたい背景があります。

しかし、こちらの補助金の予算はたった542億円しかなく、
予算を使い切ってしまったら補助金が下りない事も大いに考えられます。

昨年、令和3年12月31日で終了した「すまい給付金」でさえ年間予算1190億円でしたので、
その約半分の予算となり申請者の皆様が全員支給されるのかも疑問でございます。

「すまい給付金」の再交付の検討は、されているものの
「こどもみらい住宅支援事業」と「すまい給付金」の補助金の併用ができなくなっております。

つまり閣議が通ってもあまり意味がないと思われます。

※「すまい給付金」とは、消費税増税後の住宅購入者を対象に、
税率引き上げによる負担を軽減する目的で国土交通省が設けた制度の事で最大50万円の補助金となっています。

こちらの給付金制度は、現在は終了しております。

国の行う制度は、本当にややこしく時間が掛かり、とても面倒な制度ばかりです。

皆様のお家づくりが、とても素晴らしいものになりますように

第2回 家づくりは、 なぜ『資金計画』から始めるべきなのか?

前回、家づくりはまず『資金計画』から始めるべきであるという
ことをお伝えしました。では、その理由とは

『 家を買った後も、ゆとりのある生活をしていただくため 』です。

この『資金計画』がしっかりしていないと、家を建てた後に、


✔家を建てたはいいけど、住宅ローンを払うだけのために必死で
仕事を続けなければいけなくなる...パートもしなきゃならない

✔自分の小遣いが減ってしまい、友達と遊びに行ったり、同僚や
部下と飲みに行ったり出来なくなる・・

✔家族で旅行に行くことはおろか、外食やちょっとしたお出掛け
さえもちょっと我慢が...

✔子供のモノを買うことだけでいっぱいで、自分たちの買いたい
モノがほとんど買えなくなる...

✔子供の進学のためや老後のための貯金が全く出来なくなる...


といった状況を引き起こす可能性がグンと高くなります。

実際、あなたの周りの方の中にも、こんな状態に陥っている人が、
少なからずいらっしゃるのではないかと思いますが、懸命なあなたなら、こんな人生を送りたいとは思わないですね。
もちろん家を建てたすぐは、家もピカピカにキレイだし、マイホームが持てた嬉しさで多少のことは我慢できるでしょう。


だから、こうならないためにも

『 資金計画 』を、最初にしっかりと行う必要があるんですね。しかし・・・

先のことまで考えて『資金計画』を行ったはずなのに、あるいは
住宅会社に『資金計画』をきっちり行ってもらったはずなのに、
『資金計画』に、そして家づくりに失敗する人が後を絶たないという現実があることも知っていただければと思います。

住宅ローンの返済額が上がって生活がカツカツになってしまったり、支払いが出来なくなってしまいマイホームを手放さざるを得なくなってしまったり、という風に。


では、一体それはなぜでしょうか?


その理由は、 大きく分けて3つ あります。


まず1つ目の理由は、

『土地と建物以外にかかる費用について、事前にしっかりと計算出来てない』ことです。


そして2つ目の理由は、

『大事なお金のことを後出しする建築会社が多いため、建物にかかる具体的な金額が把握出来ない』ことです。


最後に3つ目の理由ですが、

『その人にピッタリの住宅ローンが選べていない』ことです。


主にこの3点を理由に、『資金計画』に数多くの人たちが失敗してしまっているようです。
ですから、そうならないためにも、次回はこの3点について、掘り下げてお伝えしたいと思います。

それでは次回もお楽しみに♪


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